Necesseでコントローラーを使うのに特別な設定はいらない。コントローラーをPCに接続して、スティックかボタンを一度動かすだけで、ゲームがコントローラー操作へ自動で切り替わる。設定画面に「コントローラーを有効にする」というオン/オフ項目は存在しない。
ただ、接続して終わりではない人もいる。「自分のPS5コントローラーで遊べるのか」「右スティックの照準にクセがある」「このボタン配置を変えたい」——こうした疑問に答えられるよう、認識のさせ方・デフォルト配置・照準・配置変更の順に整理する。
検証環境はこの記事の末尾に記載している。
まず接続:USB/Bluetoothでつなぐだけ
Necesseはコントローラーの接続を自動で検知する。手順はシンプルで、
- コントローラーをPCに接続する(有線のUSBケーブルでも、ワイヤレスのBluetoothでもいい)
- ゲームを起動する(すでに起動中なら接続後にスティックを倒す)
- スティックを動かすか、いずれかのボタンを押す
これだけで、画面のボタン表示がキーボードのキー基準から、コントローラーのボタンアイコン基準に切り替わる。マウスを動かせばまたマウス操作に戻る。最後に使った入力方法が常に優先されるので、キーボードとコントローラーを場面で持ち替えても問題ない。
現在の割り当てを確認したいときは、設定の「コントロール」を開く。ここで「マウスとキーボード」と「コントローラー」を選べるようになっていて、コントローラー側を選ぶとゲームパッド用の操作一覧が出る。

対応コントローラーと「ボタン表示の自動切り替え」
Necesseは接続されたコントローラーの種類を判別し、画面に出るボタンアイコンをそのブランドに合わせて表示する。判別されるのは次のタイプ。
| コントローラー | 画面のボタン表示 |
|---|---|
| Xbox系コントローラー | A・B・X・Y |
| PlayStation 4 | ✕・○・□・△ |
| PlayStation 5 | ✕・○・□・△ |
| その他・判別不可 | Xbox配置として扱う |
PS5のコントローラーをつなげば画面の案内も✕○□△で出るため、「Aボタンって自分のコントローラーのどれ?」と読み替える手間がいらない。これは地味だが、初めて触るときの迷いを大きく減らす。
Steam版を起動している場合、コントローラーの接続まわりはSteam Inputを経由して処理される。Steam入力はXbox・PlayStation・Switchを含む200種類以上のデバイスに対応しているので、Switch ProコントローラーやJoy-Conなども使える(その場合、画面のボタン表示はXbox基準になることがある)。Steam側で認識されていれば、そのままNecesseでも使える。
Steam Deckでも遊べる
NecesseはSteam Deckに対応しており、Deckのスティック・ボタンでそのまま操作できる。携帯機としてベッドでだらだら遊ぶ用途とも相性がいい。
照準は「右スティックでカーソルを動かす」方式
コントローラーで最初に戸惑うのが照準だ。Necesseはもともとマウスカーソルで狙うゲームなので、コントローラーでは右スティックで画面上のカーソルを動かし、その位置へ攻撃する形になる。マウスのように一瞬で1点へ飛ばすのではなく、スティックでカーソルを運ぶ感覚だ。

照準のクセが気になるときは、右スティックの感度を調整する。Steam版なら、Steamのコントローラー設定に「右ジョイスティック感度」のスライダーがある。速すぎてカーソルが行き過ぎるなら下げ、遅くて追いつかないなら上げる。同じ画面に「右ジョイスティックY軸を反転」のスイッチもあり、上下の動きが感覚と逆だと感じる人はここで反転できる。

感度はプレイ中の操作セット(後述の「ゲーム操作」)に合わせて調整すると、実際の戦闘での狙いやすさが変わる。弓・魔法のような遠距離ビルドほど効いてくるので、自分の手に合うまで少しずつ詰めるといい。近接中心ならデフォルトのままでも支障は少ない。
デフォルトのボタン配置
接続すれば、以下のXbox基準の配置ですぐ遊べる。PSコントローラーなら A→✕、B→○、X→□、Y→△ と読み替える。
| 操作 | ボタン |
|---|---|
| 移動 | 左スティック |
| 照準 | 右スティック |
| 攻撃・配置 | RT |
| コミュニケーション(調べる・話す) | LT |
| インベントリ | Y |
| 松明を使う | A |
| 体力回復薬を使う | B |
| アクセサリの効果を使う | X |
| ホットバーの次/前の枠 | RB/LB |
| 霊力回復薬を使用 | 十字キー上 |
| 乗り物を使う | 十字キー下 |
| 開拓地メニューを開く | 十字キー左 |
| 防具セットの効果を使う | 十字キー右 |
| ワールドの地図を表示 | View系ボタン(◁) |
| メインメニューの切り替え | Menu系ボタン(▶) |
十字キーには使用頻度の高い4操作(霊力回復薬・乗り物・開拓地メニュー・防具セットの効果)が上下左右に振り分けられている。とくに霊力回復薬(上)は魔法・召喚ビルドで多用するので、方向を体で覚えておくと戦闘中に迷わない。

ボス戦ごとの立ち回りや操作の使いどころは序盤の進め方ガイドでも触れている。基本操作をひと通り押さえたい人はそちらも参照。
3つの操作セット:同じボタンが場面で別の働きをする
ボタン配置の話に入る前に、知っておくと混乱しないのが操作セットの存在だ。Steam版のコントローラー設定は、場面ごとに3つのセットへ割り当てが分かれていて、同じAボタンでも「いま何をしているか」で働きが変わる。前掲のデフォルト表は、このうち「ゲーム操作」セットの中身だ。
デスクトップ操作 — タイトル画面など、ゲームの外にいるとき。スティックがマウスカーソル、ボタンが左クリックとして働く、いわばマウス代わりのモード。

メニュー・インベントリ操作 — インベントリや各種メニューを開いているとき。十字キーがメニューの上下左右移動、Aが選択、Bが戻る、Xがアクション、Yでインベントリを閉じる、という具合にメニュー操作用へ切り替わる。

戦闘中とメニューを開いているときで同じボタンが別の働きをするのは、この切り替えによるもの。覚えるべきは実プレイの「ゲーム操作」だけで、残り2つは自動で切り替わるので意識しなくていい。
ボタン配置を変えたいとき
デフォルトが手に合わないなら、設定 → コントロール → コントローラー を選ぶ。Steam版では、ここから前掲のSteamのコントローラー設定(操作セット画面)が開く。
その画面で各ボタンを個別に割り当て直せる。通常プレイ中のボタンを変えたいなら「ゲーム操作」のセットを編集する。ジャイロやトラックパッド付きのコントローラーなら、さらに凝った操作も組める。
なお、同じコントロール画面にある「マウスとキーボード」はキーボード操作用で、コントローラーとは別管理。コントローラーの配置を変えてもキーボード操作には影響しない。
変更のコツ:
- よく使う回復薬・松明は、戦闘中に親指を離さず押せる4つのフェイスボタンに寄せる
- 十字キーの4操作のうち、自分が頻繁に使うものを押しやすい方向へ
- 迷ったら無理に変えず、デフォルトのまま遊んでも十分戦える
コントローラーとキーボード&マウス、どちらがいい?
正直なところ、建築や細かいインベントリ整理が多い場面ではキーボード&マウスのほうが快適だ。マウスは任意の1マスへ一瞬で照準でき、ホットバーも数字キーで10枠すべてに即アクセスできる。コントローラーは右スティックでカーソルを運ぶぶん、精密な配置や素早い持ち替えで一歩遅れる。
一方で、移動と戦闘が中心の遊び方なら、コントローラーでも最後まで問題なく遊べる。ソファでくつろぎながら、あるいはSteam Deckの携帯プレイなら、コントローラーの快適さが勝つ場面も多い。
おすすめは「両方つないでおく」こと。Necesseは入力を自動で切り替えるので、普段はコントローラーでまったり進め、整地や複雑な自動化レイアウトを組むときだけマウスに持ち替える、といった併用がそのままできる。どちらかに決め切る必要はない。
判断の目安をまとめると、
| こんな人 | おすすめ |
|---|---|
| 弓・魔法で精密に狙いたい/大規模建築をする | キーボード&マウス |
| 近接中心でのんびり進めたい/寝転んで遊びたい | コントローラー |
| 場面で使い分けたい | 両方接続して自動切り替え |
まとめ
- Necesseはコントローラーを接続して動かすだけで自動認識。有効化の設定項目はない
- 接続したコントローラーのブランド(Xbox/PS4/PS5)に合わせて、画面のボタン表示も自動で変わる
- 照準は右スティックでカーソルを動かす方式。クセが気になればSteamのコントローラー設定の「右ジョイスティック感度」で調整する
- ボタン配置は、ゲーム内のコントロール→コントローラーから開くSteamの設定で変更でき、キーボード設定とは独立している
- Steam Deck対応。マウスと併用すれば、場面ごとに最適な操作で遊べる
まずは手持ちのコントローラーをつないで、スティックを倒してみてほしい。それだけで操作が切り替わるのを確認できるはずだ。
検証環境
- ゲーム: Necesse(Steam版・日本語表示)
- コントローラー: Xbox系コントローラーを基準に記載。PS4/PS5/Steam Deckは対応タイプとして本文に記載
- 確認方法: ゲーム内コントロール設定画面・Steam Inputのコントローラー設定画面(ゲーム操作セット)の実機スクリーンショットに基づく。十字キーの4方向割り当ても実機画面で確定
- 操作キー・ボタンは再割り当て可能。本文のデフォルト配置は初期状態の「ゲーム操作」セットを記載している