Necesseの釣りは、暇つぶしの寄り道ではない。地帯ごとに釣れる特殊な魚が、戦闘ビルドを底上げするバフ薬の材料になっている。近接・遠距離・魔法・召喚、それぞれのビルドに「狙うべき魚」がはっきり決まっている。
正直、最初は「釣りなんて後回しでいい」と思っていた。でも魔法ビルドで詰まったとき、魔法増強の薬が毛皮マス(森林で釣れる魚)一匹から作れると気づいてから、釣り竿を握る時間が一気に増えた。
この記事では、最初の釣り竿の作り方から、釣り力の上げ方、どの地帯でどの魚が釣れるか、そして釣った魚で何が作れるかまでを、行動順に整理する。
まず釣りの始め方(最初の1本を作る)
釣りに必要なのは、釣り竿と水辺だけ。餌は無くても釣れるが、あると効率が変わる(後述)。
最初の釣り竿は「木の釣り竿」を自分で作る
一番早く手に入るのが
木の釣り竿。細工作業台で以下の材料からクラフトできる。
| 材料 | 個数 |
|---|---|
| 10 | |
| 1 | |
| 1 |
鉄のインゴットが1本要るので、鉄を掘って精錬できるようになった頃が作り時。丸太と苗木は森を歩けばすぐ集まる。序盤の装備を整える流れのなかで、ついでに1本作っておけば困らない。
釣り方
釣り竿を持って水辺に向かって使うと、釣り糸が飛んで水面にウキが落ちる。しばらくすると魚影が近づいてきて、ウキが沈む。沈んだ瞬間に左クリックで釣り上げる。慣れれば数秒に1匹のペースで釣れる。
最初は淡水(内陸の池や川)と海水(海岸)で釣れる魚が違うことだけ頭に入れておけばいい。詳しくは後半の地帯別テーブルで整理する。

釣り力を上げる3つの要素
釣りの成果を決めるのが釣り力。釣り力は「竿 + 餌 + 薬」の合計で決まり、最大100%まで上がる。釣り力が高いほど魚が早く掛かる——つまり当たりが来るまでの待ち時間が短くなる。100%まで上げると待ち時間はほぼゼロ、入れ食い状態になる。
注意したいのは、釣り力では釣れる魚の種類やレア度は変わらないこと。何が釣れるかは地帯と運(抽選)だけで決まり、釣り力は”釣れるまでの速さ”にしか効かない。他のゲームの感覚で「釣り力を上げればレア魚が出る」と思いがちだが、Necesseでは違う。レアな魚が欲しいなら、釣り力を上げて手数を増やし、その地帯でひたすら数を釣るのが正攻法だ。
もうひとつ重要なのが釣り糸の本数。釣り糸が増えると、一度に複数の糸を垂らせる=同時に複数匹を狙えるようになる。終盤は釣り力より、この釣り糸の本数が効いてくる。
1. 釣り竿(進行に合わせて更新する)
竿はゲームの進行に合わせて段階的に強くなる。釣り力と入手先を整理した。
| 釣り竿 | 釣り力 | 釣り糸 | 入手方法 | 入手のタイミング |
|---|---|---|---|---|
| +5% | 1本 | 細工作業台でクラフト(丸太10・鉄のインゴット1・苗木1) | 鉄を掘れる序盤すぐ | |
| +15% | 1本 | 鍛冶屋から購入(200〜400コイン) | 開拓地に鍛冶屋を迎えたら | |
| +25% | 1本 | 沼地の洞窟チェスト・蔦の難破船から入手 | 沼地を探索するついでに | |
| +30% | 1本 | 海賊崩れから購入 | 海賊崩れが開拓地に来たら | |
| +40% | 2本 | 地下深部のチェストから入手。または陰の抽出物20個でクラフト | 終盤。釣り糸2本が強力 |
鍛冶屋の値段は幸福度で変わる(幸福度が高いほど安い)。釣りをやり込むなら、まず鉄の釣り竿を買ってしまうのが手っ取り早い。
凄い釣り竿は釣り力こそ40%だが、釣り糸が2本になるのが大きい。一度に2匹狙えるので、薬の材料を集める効率が段違いになる。地下深部のチェスト狙いか、陰の抽出物が余っていればクラフトでも手に入る。
2. 釣餌(釣り中に使って上乗せ)
餌はインベントリに持っているだけで、釣りのときに自動的に使われる消耗品。特別な装備操作は不要で、所持していれば勝手に効果が乗る。消費されるのは魚を釣り上げたときだけで、何も釣れずに糸を上げた場合は減らない。釣り力を底上げしてくれる。
| 釣餌 | 釣り力 | 入手方法 |
|---|---|---|
| +10% | 草を刈ると稀に手に入る。釣り人から購入も可 | |
| +25% | 釣り人から購入 |
ミミズは草刈りのついでにいつの間にか溜まっている。序盤はこれで十分。本格的に薬を量産する段階になったら、釣り人から釣り人の釣餌をまとめ買いするといい。
なお、凄い釣り竿のように釣り糸が2本ある竿でも、1回の釣りで消費する餌は1つだけ。釣り糸が多いほど餌のコスパが上がるので、餌は釣り糸の多い竿と組み合わせるとお得だ。
3. 釣りの薬(一時的なブースト)
錬金調合台で作れるバフ薬。飲んでいる間だけ釣り力と釣り糸が上がる。
| 薬 | 効果 | 効果時間 | 材料 |
|---|---|---|---|
| 釣り力+20%・釣り糸+1本 | 5分 | 錬金調合台で作る(ミミズ2・オニオコゼ2・ガラスのボトル1) | |
| 釣り力+30%・釣り糸+2本 | 5分 | 深淵の錬金調合台で作る(釣りの薬1・哲学者の欠片10) |
釣りの薬は「釣るために魚(オニオコゼ)が要る」という鶏と卵の関係。最初に素の竿でオニオコゼを少し釣って薬を仕込み、以降は薬を回しながら一気に量産するのが効率的だ。
どこで何が釣れるか(地帯別テーブル)
ここからが本題。釣れる魚は水の種類(淡水か海水か)と地帯で決まる。狙った魚がいる場所へ行かないと、いくら釣っても出てこない。
共通の魚(料理用・どこでも釣れる系)
まず、地帯を問わず釣れる食用の魚。料理や開拓地の食料に使う。
| 魚 | 釣れる水 |
|---|---|
| 淡水(内陸の池・川) | |
| 淡水・海水どちらでも | |
| 森林・平原・雪原の淡水 | |
| 森林・平原の海水 | |
| 森林・平原・沼地・砂漠の海水 | |
| 雪原の海水 | |
| 砂漠・沼地の海水 |
特殊な魚(バフ薬の材料・地帯限定)
ここが釣りの核心。特殊な魚は地帯ごとに固定されていて、それぞれ特定のバフ薬の材料になる。
| 魚 | 釣れる場所 | 補足 |
|---|---|---|
| 地上の水(地帯問わず) | 釣りの薬の材料 | |
| 地上の水(地帯問わず) | わりと頻繁に掛かる | |
| 森林の地上の水 | 森林限定 | |
| 雪原の地上の水 | 雪原限定 | |
| 沼地の地上の水 | 名前に反して沼地の地上で釣れる | |
| 洞窟(地下)の水 | 地下に潜って釣る | |
| 洞窟(地下)の水 | 岩礁魚よりレア |
共通の魚と違って、特殊な魚は淡水・海水どちらでも釣れる。水質は気にしなくていい。合わせるのは「地帯」と「地上か地下か」だけ。たとえば毛皮マスなら、森林であれば内陸の池でも海岸でも釣れる。
洞窟魚は名前のせいで「洞窟で釣る魚」と勘違いしやすいが、実際は沼地の地上で釣れる。地下で釣れるのは岩礁魚と深海魚のほうだ。ここは間違えやすいので注意してほしい。
地上の水では稀に
ヒレのお守りというアクセサリも釣れる。装備すると泳ぐ速さが2倍になる便利な小物なので、出たら確保しておくといい。
釣った魚で何ができるか
バフ薬(ビルドを底上げする最大の動機)
特殊な魚のほとんどは、戦闘用バフ薬の材料になる。自分のビルドに合った薬の魚を狙うのが、釣りを効率化する考え方だ。
ビルド別に「狙うべき魚」を整理した。
| ビルド | 狙う魚 | 釣れる場所 | 作れる薬 |
|---|---|---|---|
| 近接 | 洞窟(地下) | ||
| 遠距離 | 沼地の地上 | ||
| 魔法 | 森林の地上 | ||
| 召喚 | 雪原の地上 |
これに加えて、汎用的に効く薬も魚から作れる。
| 薬 | 効果の方向性 | 主な材料の魚 |
|---|---|---|
| 攻撃力アップ | 深海魚・洞窟魚 | |
| 防御アップ | 岩礁魚 | |
| 移動速度アップ | 洞窟魚・オニオコゼ | |
| 炎ダメージ軽減 | コオリウオ・人面魚 | |
| 一時的に透明化 | 深海魚・コオリウオ | |
| 鉱石・資源を探知 | 深海魚 | |
| のけぞり軽減 | 岩礁魚 |
ボス戦の前に、自分のビルドの増強薬を仕込んでおくだけで体感がかなり変わる。特に魔法・召喚ビルドは増強薬の有無で火力が目に見えて違う。釣りを「戦闘準備の一部」と捉えると、面倒さよりリターンが勝つ。
料理(食料・開拓地の食卓)
共通の魚は料理の材料になる。あぶり台で
魚のあぶり焼き、鍋で
巻き寿司・
フィッシュ&チップス・
フィッシュタコス・
サバの燻製などが作れる。
序盤の食料確保としても優秀だし、開拓地の住民に出す豪華な食事にもなる。釣りで余った共通魚は料理に回せば無駄がない。

釣り人を雇うと釣りが楽になる
開拓地に釣り人という住民を迎えると、釣りまわりが一気に楽になる。役割は「販売」「買取」「遠征」の3つ。それぞれ何ができるかを一覧で整理する。
売ってくれるもの
| アイテム | 価格の目安 | 内容 |
|---|---|---|
| ミミズ | 8〜20コイン | 釣餌(釣り力+10%) |
| 釣り人の釣餌 | 15〜30コイン | 釣餌(釣り力+25%) |
| レインハット | 75〜150コイン | 雨具の衣装(防御力なし・見た目用) |
| レインコート | 75〜150コイン | 雨具の衣装(防御力なし・見た目用) |
| レインブーツ | 75〜150コイン | 雨具の衣装(防御力なし・見た目用) |
価格は幸福度で上下する(幸福度が高いほど安い)。餌を自分で集めるのが面倒なら、ここでまとめ買いするのが早い。レインの3点は性能ではなく見た目をそろえる衣装なので、釣り人らしい格好を楽しみたい人向けだ。
余った魚を買い取ってくれる
釣りすぎて余った特殊な魚は、釣り人に売ってコインに換えられる。オニオコゼ・人面魚・毛皮マス・コオリウオ・洞窟魚・岩礁魚はほぼ同額だが、深海魚だけ高値で買い取ってくれる。買取価格も幸福度が高いほど良くなる。薬に回さないぶんを現金化できるので、釣り遠征の資金繰りにも使える。
釣りの遠征(コインで魚を代行入手)
釣り人が開拓地内にいるとき、コインを払って釣りの遠征を頼める。自分で地帯を回らなくても、狙った魚を一括で入手できる仕組み。1回でおおよそ価値400〜500相当ぶんの魚を持ち帰ってくる。
| 遠征 | 主に獲れる魚 | 一緒に獲れる魚 | 費用の目安 |
|---|---|---|---|
| 共通魚の遠征 | 食用の共通魚 | ― | 約300コイン |
| オニオコゼの遠征 | オニオコゼ | 人面魚・毛皮マス | 約500コイン |
| 人面魚の遠征 | 人面魚 | オニオコゼ・毛皮マス | 約500コイン |
| 毛皮マスの遠征 | 毛皮マス | オニオコゼ・人面魚 | 約500コイン |
| コオリウオの遠征 | コオリウオ | オニオコゼ・人面魚 | 約500コイン |
| 洞窟魚の遠征 | 洞窟魚 | オニオコゼ・人面魚 | 約500コイン |
| 岩礁魚の遠征 | 岩礁魚 | 深海魚 | 約500コイン |
| 深海魚の遠征 | 深海魚 | 岩礁魚 | 約500コイン |
遠征はコインがかかるぶん、自分で地帯を回らずに済む。ただし狙った魚が確定で手に入るわけではない。主な獲物が出やすく設定されているだけで、同じ地帯の別の魚(表の「一緒に獲れる魚」)が混ざる。確実に狙い撃ちというより「その魚を中心に、まとめて持ち帰ってもらう」イメージだ。序盤は資金が乏しいので自分で釣り、開拓地が回ってコインに余裕が出たら遠征に任せる——この切り替えが効率的。「雪原まで行くのが面倒だけどコオリウオが欲しい」というときの近道になる。
まとめ:釣りは戦闘準備の一部
Necesseの釣りは、突き詰めると「ビルド強化の素材集め」だ。流れを整理すると次のようになる。
- 木の釣り竿を作る(丸太10・鉄のインゴット1・苗木1)。鉄が掘れたらすぐ
- 釣り力を上げる。鉄の釣り竿を買い、ミミズや釣り人の釣餌をセット
- 自分のビルドの魚を狙う。近接なら地下の岩礁魚、魔法なら森林の毛皮マス
- 錬金調合台で増強薬を作り、ボス戦前に飲む
- 余裕が出たら凄い釣り竿(釣り糸2本)と釣り人の遠征で量産
最初の壁は「どの魚がどこで釣れるか」と「何の役に立つのか」が見えないこと。地帯と用途さえ分かってしまえば、釣りはビルドを支える地味だが確実な強化手段になる。
戦闘で伸び悩んだら、一度自分のビルドの増強薬を試してほしい。釣り竿を握る数分が、ボス戦の数十秒を救うことは珍しくない。
検証環境:Necesse 1.2.0 build 22728942
